特別セミナー科目 京都精華大学との共同開講
都市とポピュラー文化2018
担当講師:佐藤守弘 他
会場:外部会場
日にち:2018年9月3日〜7日
日時: 13:00〜18:00(予定)
本連続講義では、横浜、東京、京都、あるいはロンドンやパリなどの都市における視覚文化の諸問題や可能性について考えることを目標としています。さまざまな専門の講師によるリレー講義で、マスメディア、ポピュラー音楽、マンガ、現代美術など、幅広い問題を扱っていきます。最終日にはリレー講義を踏まえた上で、学生たちに都市の問題や自分の作品についての口頭発表をおこなってもらう予定です。
本講義は芸術系大学である、京都精華大学大学院の正規科目であり、京都精華大学の学生との交流会や作品講評会もあります。
【日程】順番が変更になりました。
9/3(月) 山口崇洋〔やんツー〕先生(現代美術 / メディアアート)変更
9/4(火) 鯖江秀樹 先生(美術史)
9/5(水) 竹宮惠子 先生(マンガ)
9/6(木) 小北光浩 先生(ファッション)変更
9/7(金) 大学院生による研究発表 島本浣 先生(美術史)
【今年の講師陣プロフィール】
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■竹宮惠子(たけみや・けいこ)■
(京都精華大学マンガ学部教授)
1950年徳島県生まれ。67年『COM』(虫プロ商事)に「ここのつの友情」を投稿し、月例新人賞に佳作入選。68年、『週刊マーガレット』(集英社)の新人賞に佳作入選した「リンゴの罪」でデビュー。代表作「風と木の詩」「地球へ...」で小学館漫画賞受賞。両作品は共にアニメ化されている。また、少女マンガだけでなく少年マンガや企業マンガなど様々なジャンルで活躍。文章では理解しにくい情報をマンガで描く「機能マンガ」や、後世に伝えるために史料性の高い極めて原画に近い複製を制作するプロジェクト「原画ダッシュ」の活動などを行っている。2014年紫綬褒章受章。内閣官房知的財産戦略本部員(2013〜現・在任中)。文科省中央教育審議会委員(2015〜2017)。
■山口 崇洋(やまぐち・たかひろ)■
(京都精華大学デザイン学部講師)
1984年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。美術家。2009年多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。デジタルメディアを基盤に、行為の主体を自律型装置や外的要因に委ねることで人間の身体性を焙り出し、表現の主体性の問う作品を多く制作する。
「SENSELESS DRAWING BOT」が第15回文化庁メディア芸術祭、アート部門において新人賞を受賞。2013年、新進芸術家海外研修制度に採択され、バルセロナとベルリンに滞在。2015年から東京と京都を拠点に活動。近年の主な展覧会に「札幌国際芸術祭2014」「オープン・スペース2015」「あいちトリエンナーレ2016」「Vanishing Mesh」(2017年)「DOMANI・明日展」(2018年)などがある。
■島本 浣(しまもと・かん)■
(京都精華大学名誉教授)
西洋美術史。47年生まれ。今はなき『新譜ジャーナル』というフォーク・ロック誌の編集に携わったあと、京都大学大学院文学研究科で美学美術史学を専攻。著書には『絵画の探偵術』(昭和堂、95年)、『美術カタログ論―記録・記憶・言説』(三元社、05年)などがある。
京都精華大学では06年から4年間、学長を勤める。