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ワークショップ科目

〈服〉でつながる—ファッションの読み方

担当講師:安齋詩歩子、室井尚

曜日・時間:不定期土日 14:00〜17:00

      ​初回ガイダンス:4/19、26(木)16:30〜

会場:横浜都市文化ラボ

 服はいろいろなものをつなげる役割を担っています。自分の身体とアイデンティティをつなぎ、人と人をつなぎ、社会と個人をつなぎます。また、さまざまなテクノロジーやアートとつながることで、批評的な役割を担うファッションの実践も多くなってきています。ファッションに興味があってもなくても、わたしたちは当たり前のように毎日服を着ていますが、服について今までと違った角度から見てみることで、新しい自分の可能性を拓けるかもしれません。

 

 この授業では、ファッションの世界で活躍する新しい世代のゲスト講師をお招きし、服を多角的な視点から見て考えていきます(ゲストレクチャー回にもそれぞれの講師の先生とミニワークショップを企画しています)。そして、最終的に実際に布を用いてファッションデザイナーと協働した2日間集中のワークショップを行います。普通なら絶対に行わないような制作方法で、布の新しい可能性を感じ、新しい価値を与えることで、服を着ることについてみんなで考え直していきます。

 

 初回ガイダンスは4月19日・26日(木)16:30から行いますので、受講を希望する方はいずれかに参加してください。以後の講義、ワークショップは土・日を中心に不定期集中で行います。

【授業概要(予定)】

4月19日/26日(木)16:30〜 ガイダンス ※いずれかに参加

5月27日(日)14:00〜 ゲストレクチャー・大江よう(衣服生物学研究所主宰) 終了!!

6月  9日(土)14:00〜 ゲストレクチャー・川崎和也デザインリサーチャー    終了!!

                           /スペキュラティブファッションデザイナー)

6月24日(日)14:00〜 ゲストレクチャー・西尾美也(美術家)

7月  5日(木)16:30〜 実践に向けた打ち合わせ

7月  7日(土)13:00〜 実践ワークショップ 佐瀬和也(ファッションデザイナー)

7月  8日(日)13:00〜 実践ワークショップ 佐瀬和也(ファッションデザイナー)

7月12日(木)16:30〜 まとめ

※西尾美也(美術家)氏のレクチャー回は上記に日程変更になりました。

安齋詩歩子■  講師

あんさい・しほこ

I990年、埼玉県生まれ。法学部在籍中にモントリオールへ留学。ガエタン・ガシアン・ド・クレランボーを主な研究対象とし、「服装人類学」研究を行う。

西尾美也■ ゲスト

にしお・よしなり

1982年奈良県生まれ。美術家。奈良県立大学地域創造学部准教授。博士(美術)。

装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目し、市民や学生との協働によるプロジェクトを国内外で展開。

大江よう■ ゲスト

おおえ・よう

宮城県生まれ。衣服生物学研究所。身体をとりまく様々な環境(対人環境・地球環境)にある問題を問題でなくすために、「ほんとうの衣服」の探求を続けている。

川崎和也■ ゲスト

かわさき・かずや

1991年生まれ。スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー。自家培養で作られたセルロースゲル素材を使用した衣服の制作などを実践。ファッションが持つ未来志向・思索的(スペキュラティブ)な創造性を探求する。

佐瀬和也■ ゲスト

させ・かずや

1985年千葉県生まれ。ファッションデザイナー。カナダのファッションスタジオでのインターンを経て、デザインスタジオAtelier SUSUMUを立ち上げ。カナダ国内でダンサーと協働したファッションショーの企画など多数。現在はEUを拠点に衣服と環境について問いながら新しいブランドの立ち上げを計画中。

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