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科研費助成研究(基盤研究(A))

「脱マスメディア時代のポップカルチャー美学に関する基盤研究」

第三回オープン研究会 in 京都

メディア変容

新型コロナウィルス

Part 3

京都、および関西在住の大学生、院生、若手研究者、社会人、メディアに関心をお持ちのすべての方へ

私達は歴史的な事件に現在直面しています。その中で急速な世界のグローバル化によるパンデミックをめぐる政治的・社会的な問題、そしてインターネットの高速化と普及を前提とした「テレワーク」や「オンライン会議」のほとんど強迫的な要請による拡大などは私達の研究会にとっても避けて通れない大きな問題を突きつけています。そこでこれまで横浜で開催してきたこのオープン研究会を京都に場所を移して、現状のメディア状況から生まれた新しい風景について、研究会メンバーに加えて一般の方々も交えて議論をしたいと考えています。奮ってご参加ください(室井)

2020年9月12日(土)14:00−17:00 (13時30分開場)

同志社大学今出川キャンパス 良心館 RY105教室

(住所:京都市上京区今出川通り烏丸東入)

発表者:

秋庭史典(名古屋大学)

「『脱マスメディア』とはどういうことか」

コロナ下のメディアについて議論してきたこれまでの研究会で、「ソーシャルメディア=脱マスメディア」ではないことがますます明らかになってきた。では、「脱マスメディア」状況とはどのようなものであるべきなのか。研究会のなかで言及されたフルッサーやアレグザンダーなど、いくつかの理論を参照しつつ、あらためて考察したい。

吉田寛(東京大学)

「ビデオゲームにおける画面分割」

今日、ビデオ会議システムの急速な普及によって、われわれは「無数の細かいエリアに分割されたスクリーン」を眺めることに慣れつつある。そこで生じているのは「選択的没入」とでも呼ぶべき事態である。ユーザーにとって「すべての画面を同時に見ること」は不可能であり、そもそもそんなことは要請されていない。一枚のスクリーンのうえに並ぶ複数の分割画面は、序列や階層やネットワークを構築しており、ユーザーはそこに参入しながら、独自の判断や重み付けを行い、膨大な視覚的情報を処理すると同時に無視している。だが、こうした「一枚のスクリーンの上での複数の画面を関係付ける文法」は、メディアの歴史のうえで新しいものではなく、すでにビデオゲームの歴史の中で長い時間をかけて確立されてきたものである。ビデオゲームにおいては、一枚のスクリーンが複数のエリアに分割される、いわゆる「画面分割(スプリットスクリーン)」の技術が発展してきた。その理由としてはさまざまなものが存在するが、「複数のプレイヤーが一枚のスクリーンを共有すること」「世界の情報や表象を複数のアスペクトに分けて提示すること」「インタフェースとプレイ画面の同居・混在」が主なものとして考えられる。本発表では、歴史的および原理的考察を通して、ビデオゲームにおける画面分割の論理と文法を考えてみたい。

科研費助成研究(基盤研究(A))「脱マスメディア時代のポップカルチャー美学に関する基盤研究」

■研究代表者

室井 尚(横浜国立大学)


■研究分担者

 

吉岡 洋(京都大学・こころの未来研究センター)、佐藤 守弘(同志社大学)、吉田 寛(東京大学)、

秋庭 史典(名古屋大学)、ファビアン・カルパントラ(横浜国立大学)

■研究の概要

本研究は、これまで主として社会学、文学研究、歴史学などによって担われてきた現代のポップカルチャー研究を美学・芸術学を基盤とした視点から捉えていこうとするものである。近年、マンガ、アニメ、TVゲーム、ファッション、ポピュラー音楽などのいわゆるポップカルチャー に対する関心が集まっている。だが、それらの文化領域を包括的に捉える理論的な視点や、それぞれの表現ジャンルとしての独自性を抽出し、共通する性質を取り上げようとする美学的・芸術学的な取り組みはこれまでほとんどなされてこなかった。本基盤研究は、ポップカルチャーを20世紀から21世紀にかけての最も突出した「文化事象」として捉え、「商品」という装いの下に隠されているポップカルチャーの文化的潜勢力に対して基盤メディアの変容(「脱マスメディア」)という視点から光を当てようとするものである

◼︎アクセス:

京都市上京区今出川通り烏丸東入 同志社大学今出川キャンパス 良心館 RY105教室

https://www.doshisha.ac.jp/attach/page/OFFICIAL-PAGE-JA-43/135848/file/campusmap_imadegawa_202004.pdf

リンク内地図(今出川キャンパス23)か、下の地図をご参照ください。​

◼︎最寄り駅:

地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩1分

京阪電車「出町柳」駅から徒歩15分

バス停「烏丸今出川」から徒歩1分

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入場無料、要予約 先着順(予約数によっては人数制限することもございます。ご了承ください。)

予約/お問合わせ

E-mail: muroi.labo@gmail.com

・お名前(フリガナ)

・ご所属

・お電話番号

​・会場参加 or ZOOM参加

をご明記ください。

科研費助成研究(基盤研究(A))

「脱マスメディア時代のポップカルチャー美学に関する基盤研究」

室井尚研究室

240-8501

横浜市保土ケ谷区常盤台79-1

横浜国立大学教育第1研究棟521

T/F: 045-339-3457

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