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三浦翔君の映画「人間のために」がPFFアワード2016受賞&今ならネットで視聴できるよ!

夏休みが終わる……終わってしまう……。

こんにちは。涼しくなってきたと思いきや意外に暑い日もありでなんだか不安定な毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、26(月)には人間文化課程OBで現在は東京大学情報学環M1の三浦翔君と、横国都市イノベM1の本村宗一郎君が遊びに来てくれました!

映画について、そして大学について熱心に語り合う3人……。ちなみに僕は裏で浜弁のからあげ食べてました。

さてさて、『シン・ゴジラ』、『君の名は。』、『怒り』ととにかく邦画がアツい2016年ですが、この流れに三浦君も参入。

なんと、三浦翔監督作品『人間のために』がぴあフィルムフェスティバル2016に入選したのです!

僕も劇場で見てきました。教育棟や和田坂といった見知った景色&見知った顔が出まくるのがとにかく面白いんだけど、あらすじを説明するのが何とも難しい……。『シン・ゴジラ』(とにかく尾頭さんがかわいい)なんて「ゴジラが襲ってきたから戦いました。」だけで済むのに……。

大学の演劇部員が話の中心なのですが、はっきりしたストーリーや主人公が明示されないまま、複数の視点からなる断片的なシーンがバラバラとつながっていく展開。そういう意味では公開中の『怒り』(とにかく広瀬すずがかわいい)に近い映画ですね。

というわけで公式のあらすじを貼ってしまいます。シュプレヒコールや反政府活動といった重々しい言葉が目立ちますが、注目すべきは最後の「彼らはあらかじめ失われた彼ら自身の言葉を、探し続ける」という部分。

本作は大学や民主主義、個人のあり方といったテーマで展開されるんですけど、僕が気になったのは登場人物がとにかくよく喋ること。

とはいえ、みんなが元気そうに話すわけではありません。「登場人物があんまりおしゃべりな人間には見えないのに、とにかくよく喋る」というちょっと矛盾した印象を受けたんです。あとつづらさんが大学教員役だったのがツボでした。

下を向いているかと思ったら堰を切ったように喋りだして、不意にまた黙りこんでしまう。だから、結構重い議論をしている場面が多いんだけど、それで何か結論が出る訳でもないんですね。

だから、『君の名は。』(妹がかわいい)みたいに大変なことが起きても最後はスッキリする映画とは正反対。

むしろ、そういうスカッとしない部分を登場人物がそのまま体現していて、しかもそれがいつまでも尾を引く感じです。

最近の映画はとにかくテンポが良くてカタルシスを得やすいものが多い印象ですが、本作はそれに逆行しているといえるかも。

だから、最近の流行にちょっとついていけないorいつもの場所のようでちょっと別の世界を見てみたい方に何かを残すことができる映画になっています。

え、ちょっと気になった????

そんなアナタに朗報です!

もう一度言います!なんと、本作は10/23までオンライン上で限定配信中!

ちなみにいくら視聴数が伸びても三浦君にお金は入らないらしいので、従って僕にも宣伝料は一切入らないらしいです……。

というわけで、夏休み最後のエンタメor新学期のストレス解消(スッキリしないかもだけど)にいかがでしょうか?

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