10月28日 芝居の大学
10月28日(土)。
台風の接近にともない、開催されるか懸念されていましたが、
無事、「言葉と美術/横浜ボートシアターについて」と題しまして、
横浜ボートシアター主宰の遠藤啄郎さんの講義を開催いたしました。
(参加者のみなさんも足元の悪い中お疲れ様でした。)
講義は船を改造した劇団の本拠地「横浜ボートシアター」にて行われ、鉄錆がついている壁に大興奮しながら遠藤さんの89年間の歩みをお聞きしました。
とにかくパワフルな方で、しゃべってしゃべって喋りまくってくださいます。
演劇公演だけでなく、横浜ボートシアターの舞台に欠かせない人形、仮面を作り続けています。
こちらがその作品のかずかず。
象!!
ダンボールにもたくさん仮面が保管さていました。
舞台の人形や仮面を各々好きなものを手にとってかぶり、仮面をつけたとき、どのような気分になるのか、どのくらいの視野になるのか実際に体験させていただきました。また、製作者から作り方や、仮面の由来など、直接話がきくことができるというなんとも贅沢な時間でした。
ボートシアターが設立したのは1981年。現在の船劇場は3代目の劇場だそうです。過去だめになってしまった2代目は横国生とも因縁があるとのこと、おもしろおかしく伺いました! この3代目は整備したてということもあり、写真通り本当に立派で、時々、波で揺れなければ船の中にいるのを忘れるくらいです。
たくさんのお話を伺うことができ、4時間があっという間でした。
遠藤さん、ほんとうにありがとうございました。