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横浜都市文化ラボ(室井尚主宰)が、文化庁・平成29年度大学を活用した文化芸術推進事業に採択されました。

それに伴って事業参加者を公募いたします。

クシシュトフ・ヴォディチコさんと一緒に作品を日本で作ってみませんか?

スタッフ大募集(学生も可)

○事業の趣旨

 このたび横浜国立大学・横浜都市文化ラボでは、文化庁の補助金「平成29年度大学を活用した文化芸術推進事業」に採択された「世界に発信するアーティストとの共同制作を通した人材育成事業-第一線の現場経験で身につけるアートマネジメント・スキル-」を実施することとなりました。本事業では、ポーランド出身の世界的アーティスト、クシシュトフ・ヴォディチコ(Krzysztof Wodiczko)さんと共に2018年に日本で発表する新作のプロジェクション・アートを製作し、全世界に向けて発信します。

 そこで日本チームを結成することとなり、一緒にこの事業に関わってくれるボランティア・スタッフを募集することとなりました。スタッフは無給ですが、ヴォディチコさんと共にワークショップを通して、作品の企画や構想づくりから参加し、セミナーやシンポジウムを通して、ヴォディチコさんのこれまでの作品についての知識や彼のアートへ向けた深い思いを学び、さらには韓国で夏に開催される東アジアでは初めてとなる彼の大規模な回顧展と、韓国の現在の状況の中で作られた新作のプロジェクション・アートを見学したり、来年二十周年を迎える広島の「原爆ドームプロジェクト」関連のイベントに参加したりすることができます。

 本気で取り組む覚悟のある参加者を求めています。お気軽にお問い合わせ下さい!

Krzysztof Wodiczko クシシュトフ・ヴォディチコ

1943年、第二次世界大戦下のポーランド、ワルシャワに生まれる。ワルシャワ美術アカデミー大学院工業デザイン科終了。MIT先端視覚研究所教授を経て、現在ハーヴァード大学大学院デザイン学科アート・デザイン・公共圏コース教授。
 公共の建物や戦争記念碑に、周縁に追いやられた都市住民のアクティブな参加によって作られたスライドやヴィデオを大きく投影する「パブリック・プロジェクション」や、ホームレスや移民や退役軍人などに、彼らの生活やコミュニケーションのための道具や乗り物をデザインして提供するプロジェクトで知られる。1986年・2009年ヴェネツィア・ビエンナーレ、1987年ドクメンタ8、2000年光州ビエンナーレなどの国際展に参加。長年の世界平和への貢献に対し1998年第4回ヒロシマ賞受賞、2001年横浜トリエンナーレ出展、2011年ポーランド文化賞受賞。2017年7月5日から10月9日まで韓国・国立ソウル現代美術館にて東アジア初の大規模な回顧展+新作プロジェクションが公開される。

○事業の内容およびスケジュール *以下の日程は仮予定です。

① 6月18日(日) 13:00-18:00 ガイダンス 講師:室井尚/吉岡洋/加須屋明子

② 7月14日(金),15日(土) 13:00-18:00 ワークショップ 講師:K・ヴォディチコ

③ 7月17日(祝) 14:00-18:00 公開シンポジウム 

          講師:K・ヴォディチコ/河本信治/越前俊也  会場:YCCセンター、同時通訳付。

④ 8月24日〜27日(予定) 韓国・国立現代美術館ツアー+公開シンポジウム

⑤ 9月〜2018年1月 不定期ワークショップ(作品制作のためのミーティング・日祝日開講)

⑥ 2月〜3月 ワークショップ 講師:K・ヴォディチコほか

⑦ 上記期間中 広島・原爆ドームプロジェクト20周年記念シンポジウム(予定)

・後半は実際の作品制作及び広報のためのワークショップを行います。

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○指導・制作にあたるアーティスト、研究者

 クシシュトフ・ヴォディチコ(Krzysztof Wodiczko:ハーヴァード大学)

 室井尚(横浜国立大学)

 吉岡洋(京都大学)

 加須屋明子(京都市立芸術大学)

○協力者

 河本信治(元京都国立近代美術館主任学芸員、PARASHOPHIAディレクター)

 越前俊也(同志社大学教授)

 イ・スジョン(韓国・国立現代美術館学芸員)

○応募方法

・上記の応募用紙(履歴・業績書)の書式をダウンロードして、メールで応募して下さい。ylabo208@gmail.com

 

 〆切:6月2日(金) 17:00

・参加者の定員は15名で、希望者多数の場合には選抜してその結果をお知らせします。

・年齢性別不問。アートマネジメントの現場経験者優遇。

 アートマネジメント関連業種またはアーティスト志望者の学生可。やる気のある者。

・日程は上記の通りですができるだけ週末・休日を利用したいと思います。

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