2017.7.17 15:00 YCC ヨコハマ創造都市センター 3F
『現在の世界、
そしてアートにできること 』
クシシュトフ・ヴォディチコ 公開シンポジウム
半世紀にわたって世界的アーティストとして活動を続けてきたクシシュトフ・ヴォディチコ氏は1943年、第二次世界大戦中のワルシャワで生まれました。社会主義体制下のポーランドでアーティスト活動を始め、カナダ、アメリカ、フランスなどに活動の範囲を広げながら、一貫して権力によって押しつぶされている人々の「声」をすくいとり、公共の場所で「プロジェクション」という手法で示し続けてきました。
今回の氏の東アジア初の大規模な回顧展(7月5日〜10月9日)が韓国・ソウル国立現代美術館で開催されるに当って、氏の口から直接、現代の世界状況とアートの役割について語っていただきます。アートにはいったい何ができるのか? この問題を共有する方々のご参加を期待しています。
また、ディスカッサントとしてはヴォディチコ氏の作品をいちはやく日本に紹介した河本信治氏、越前俊也氏をお呼びしました。来年、2018年に長年の盟友である横浜国立大学の室井尚とのコラボレーション作品の製作を計画しているヴォディチコ氏の作品についてお二人にも色々語っていただきたいと思っております。
会場の関係で入場人数に制限がございますので、できるだけ早くご予約をいただきたくお願い申し上げます。
室井 尚
国際シンポジウム『アートと戦争』(2011年)
Krzysztof Wodiczko クシシュトフ・ヴォディチコ
1943年、第二次世界大戦下のポーランド、ワルシャワに生まれる。ワルシャワ美術アカデミー大学院工業デザイン科終了。MIT先端視覚研究所教授を経て、現在ハーヴァード大学大学院デザイン学科アート・デザイン・公共圏コース教授。
公共の建物や戦争記念碑に、周縁に追いやられた都市住民のアクティブな参加によって作られたスライドやヴィデオを大きく投影する「パブリック・プロジェクション」や、ホームレスや移民や退役軍人などに、彼らの生活やコミュニケーションのための道具や乗り物をデザインして提供するプロジェクトで知られる。1986年・2009年ヴェネツィア・ビエンナーレ、1987年ドクメンタ8、2000年光州ビエンナーレなどの国際展に参加。長年の世界平和への貢献に対し1998年第4回ヒロシマ賞受賞、2001年横浜トリエンナーレ出展、2011年ポーランド文化賞受賞。2017年7月5日から10月9日まで韓国・国立ソウル現代美術館にて東アジア初の大規模な回顧展+新作プロジェクションが公開される。
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【プログラム】
1.基調講演 室井尚(哲学/横浜国立大学教授)
2.クシシュトフ・ヴォディチコ(アーティスト/ハーヴァード大学大学院教授)
講演「現在の世界、そしてアートにできること」
3.パネル・ディスカッション
河本信治(元京都国立近代美術館学芸課長)
越前俊也(同志社大学教授、元広島市現代美術館学芸員)
クシシュトフ・ヴォディチコ
司会:室井尚———————————————————————————————————————
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【日時】
7月17日(月祝)15:00~17:30 (開場14:30)
入場無料、要予約、同時通訳付き
【会場】
(〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1)
■みなとみらい線 馬車道駅 1b出口
(野毛・桜木町口・アイランドタワー連絡口直結)
■JR・市営地下鉄線 桜木町駅 徒歩5分
■JR・市営地下鉄線 関内駅 徒歩7分
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【予約/お問合わせ】
横浜都市文化ラボ(平日12:00〜17:00)
E-mail: ylabo208@gmail.com
Tel: 045-339-3418
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世界に発進するアーティストとの共同制作を通した人材育成事業
—第一線の現場経験で身につけるアートマネジメント・スキル—
主催:横浜国立大学・横浜都市文化ラボ(代表:室井尚)
平成29年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業
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