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特別セミナー科目 京都精華大学との共同開講

都市とポピュラー文化

 

担当講師:佐藤守弘、すがやみつる、小松正史、荏開津広、蘆田裕史

 

会場:BankART Studio NYK

日にち:2016/9/5(月)〜9(金)

日時: 13:00〜18:00(予定)

 

本連続講義では、横浜、東京、京都、あるいはロンドンやパリなどの都市における視覚文化の諸問題や可能性について考えることを目標としています。さまざまな専門の講師によるリレー講義で、マスメディア、マンガ、音風景、ポピュラー音楽など、幅広い問題を扱っていきます。最終日にはリレー講義を踏まえた上で、学生たちに都市の問題や自分の作品についての口頭発表をおこなってもらう予定です。

本講義は京都精華大学大学院の正規科目であり、京都精華の学生との交流会や作品講評会もあります。

 

9/5(月) すがやみつる(マンガ)

9/6(火) 小松正史(サウンド)

9/7(水) 荏開津広(音楽)

9/8(木)   蘆田裕史(ファッション)

9/9(金)   佐藤守弘+受講生による発表

終了しました。

■すがやみつる■

(京都精華大学マンガ学部マンガ学科キャラクターデザインコース教授)

漫画家、小説家、マンガ研究者。石ノ森章太郎氏が主宰する石森プロに所属。同年末、『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎/講談社『テレビマガジン』連載)にてマンガ家デビュー。以後、1975年まで石森プロにて『仮面ライダー』シリーズのほか『人造人間キカイダー』『ひみつ戦隊ゴレンジャー』『がんばれ! ロボコン』などの石ノ森章太郎原作によるテレビ作品のコミカライズを多数手がける。また、オリジナル作品も多く執筆。代表作『ゲームセンターあらし』、『こんにちはマイコン』の2作で第28回小学館漫画賞(児童部門)受賞。

小松正史(こまつ・まさふみ)

(京都精華大学人文学部総合人文学科教授)

サウンドスケープ論・音環境デザイン論「サウンドスケープ」と呼ぶ、耳でとらえる風景。その「音風景」の調査研究だけでなく、「音環境」の創造も行う。

京都タワー展望台で流れる環境音楽の制作をきっかけとして、日本中のタワーの音響的制覇の野望を抱いている。

■荏開津広(えがいつ ひろし)■

(京都精華大学/東京藝術大学非常勤講師)

執筆家、DJ、『オール・ピスト京都』プログラム・ディレクター。90年代初頭より、執筆、翻訳、選曲などを生業とし、クラブ、ストリートカルチャーの領域において国内外で活動。近年はより批評的なアプローチをとり、展覧会、映像祭のディレクションなどを手がける。翻訳書に木幡和枝、西原尚との共訳『サウンドアート ──音楽の向こう側、耳と目の間』日本語訳(2010年)など。

■蘆田裕史(あしだ・ひろし)■
(京都精華大学ポピュラーカルチャー学部ポピュラーカルチャー学科ファッションコース専任講師)
ファッション論、服飾史、美術史。国立国際美術館研究補佐員、日本学術振興会特別研究員PD、京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーターを経て現職。ファッション批評誌『vanitas』編集委員のほか、ファッションのギャラリー「gallery110」、本と服の店「コトバトフク」の運営メンバーも務める。

■佐藤守弘(さとう・もりひろ)■

(京都精華大学デザイン学部教授)

芸術学・写真史・視覚文化論、近代文化史。2013年に『トポグラフィの日本近代 江戸泥絵・横浜写真・芸術写真』で芸術選奨新人賞を受賞。

近代・現代の日本の写真・広告など、さまざまな視覚イメージに着目。社会の中でどのような機能を果たしてきたかを研究している。創業300余年の日本で最も古い京都の旅館・俵屋の若旦那でもある。

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