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特別セミナー科目 京都精華大学との共同開講

都市とポピュラー文化

 

担当講師:島本浣、佐藤守弘他

 

会場:外部会場

日にち:2016/9/11(月)〜15(金)

日時: 13:00〜18:00(予定)

 

本連続講義では、横浜、東京、京都、あるいはロンドンやパリなどの都市における視覚文化の諸問題や可能性について考えることを目標としています。さまざまな専門の講師によるリレー講義で、マスメディア、ポピュラー音楽、マンガ、現代美術など、幅広い問題を扱っていきます。最終日にはリレー講義を踏まえた上で、学生たちに都市の問題や自分の作品についての口頭発表をおこなってもらう予定です。

本講義は京都精華大学大学院の正規科目であり、京都精華大学の学生との交流会や作品講評会もあります。

 

9/11(月)

岸田繁(くるり)決定!!

「京都、あるいは世界とぼくの音楽」

 

9/12(火) 

中村裕太(現代美術、京都精華大学特任講師)

「場としての京都」

9/13(水)

すがやみつる(漫画家/京都精華大学教授)

9/14(木)

佐藤守弘(写真史、現代文化史、京都精華大学デザイン学部教授)

「カウンターカルチャー的場としての京都」

9/15(金)  

受講生の作品発表とディスカッション

 

コーディネーター:島本浣(美術史/京都精華大学教授)、室井尚

■岸田 繁(きしだ・しげる)■

(京都精華大学客員教員)

ロックバンド「くるり」のボーカル、ギター。1976年、京都府生まれ。1996年、立命館大学在学中に「くるり」を結成し、1998年にシングル「東京」でメジャーデビュー。「くるり」の大半の楽曲の作詞作曲を手がけており、他アーティストへの楽曲提供、映画音楽の制作も行う。さまざまなジャンルから影響を受けて作られたそれらの楽曲は、多くの人の心を掴んでいる。

■中村裕太(なかむら・ゆうた)■

(京都精華大学芸術学部特任講師)

美術作家。1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。博士論文「郊外住居工芸論―大正期の浴室にみる白色タイルの受容」。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。工芸を作り手の視点から読み解き、その制作の方法を探る教育プログラム「APP ARTS STUDIO」も運営している。

■すがやみつる■

(京都精華大学マンガ学部マンガ学科キャラクターデザインコース教授)

漫画家、小説化、マンガ研究者。マンガ家・石ノ森章太郎氏が主宰する石森プロに所属。同年末、『仮面ライダー』(原作・石ノ森章太郎/講談社『テレビマガジン』連載)にてマンガ家デビュー。以後、1975年まで石森プロにて『仮面ライダー』シリーズなど、石ノ森章太郎原作によるテレビ作品のコミカライズを多数手がける。また、オリジナル作品も多く執筆。代表作『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』の2作で第28回小学館漫画賞(児童部門)受賞。

■佐藤守弘(さとう・もりひろ)■

(京都精華大学デザイン学部教授)

芸術学・写真史・視覚文化論、近代文化史。2013年に『トポグラフィの日本近代 江戸泥絵・横浜写真・芸術写真』で芸術選奨新人賞を受賞。

近代・現代の日本の写真・広告など、さまざまな視覚イメージに着目。社会の中でどのような機能を果たしてきたかを研究している。創業300余年の日本で最も古い京都の旅館・俵屋の若旦那でもある。

■島本 浣(しまもと・かん)■

(京都精華大学元学長)

西洋美術史。47年生まれ。今はなき『新譜ジャーナル』というフォーク・ロック誌の編集に携わったあと、京都大学大学院文学研究科で美学美術史学を専攻。著書には『絵画の探偵術』(昭和堂、95年)、『美術カタログ論―記録・記憶・言説』(三元社、05年)などがある。

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