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7/11「文系学部廃止」の衝撃 講演会

  • 執筆者の写真: y-labo
    y-labo
  • 2016年7月12日
  • 読了時間: 2分

本日のラボのブログは文系学部解体コラムでおなじみ、

大学院2年生の野口くんが執筆してくれました!!

(まだ読んでいない人は是非コチラから!)

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暑い日が続きますね……。「文系学部解体ー大学の未来」でよく分からんコラムを書かせて頂いている野口です。というわけで、昨日7/11にはイベント第二回が開催され、東京大学から吉見俊哉先生がお越しくださいました!

この連続討議の目的は、室井先生がゲストをお招きして文系国立大学の未来について語りまくること。「『文系学部解体』vs『「文系学部廃止」の衝撃』」というタイトルの通り、文系学部問題の著書を出した2人が著書で言いたかったこと、言えなかったことをぶっちゃけまくりました。

まずは室井先生の基調講演。現在、横国に限らず全国の大学でも文系廃止に異を唱える活動が行われているそうです。なんと、今回は会場にも新潟大学、静岡大学からもかけつけてくれました。暑い中ありがとです!

登壇者よりも貫禄がありそうな、新潟大学の学生さん。

続いて吉見先生の基調講演。なんと、僕(野口)の文章を「本当に30秒で分かっちゃう素晴らしい要約!」として紹介してくださりました!(それってつまり営業妨害なのでは……)

『文系学部廃止の衝撃』の詳細な説明に加え、室井先生の意見に賛同する点、見解が異なる点をお話しくださいました。現状の見解については室井先生とほとんど同じだけど、文理融合という試み自体は評価しているというのが吉見先生のスタンス。

そして、何より両者の主張がくっきり別れたのは、人文社会学が「役に立たない(室井)」or「役に立つ(吉見)」という点!中世から続く大学の歴史や虚学と実学などなど、とにかく多岐にわたる議論が展開されました。

室井先生から吉見先生に、「人文社会学が長期的に役に立つというエビデンスはあるの?」と厳しく問い詰める場面も。

会場からも学生、教員、OBなど様々な立場からクリティカルな質問が殺到!

スタンスが異なる点もある2人ですが、彼らを強く結びつけていたのは、

「文系学部が軽視されている現状に誰かが声を上げなければならない!」

という強い意志。今回の連続討議は大学のあるべき姿を議論するのと同時に、少しでも多くの方に大学が置かれている状況を知ってもらうのが目的です。

いろんなスタンス、考え方の人々がいろんな視点から大学のことを考え、行動している。そんなことを実感できる2時間でした。

その後の交流会でも、先生方や学生達で熱い議論が交わされていました。。。

吉見さん、ありがとうございました。!!!!!!!!!!

 
 
 
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