「芝居の大学」週間
- y-labo
- 2019年3月1日
- 読了時間: 2分
今週は3回連続「芝居の大学」ゲスト回がKAAT神奈川芸術劇場にて行われました。
稼働している劇場の稽古場空間で、一流の方々のお話を伺えるなんてまったくもって贅沢な授業です。
25日(月)安藤洋子さん(ダンサー)
27日(水)清水宏さん(俳優・スタンダップコメディアン)
28日(木)吉井澄雄さん(舞台照明家)
1日目、安藤さんは世界的に有名なフォーサイスカンパニーで活躍するダンサーで「情熱大陸」でもソロ作品の製作過程が取り上げられています。小澤征爾、坂本龍一らとのお仕事など、華やかな経歴がならびますが、その分岐分岐で悩み、そして決断してきたという安藤さんの強さと自信の基をのぞかせていただきました。非常に明るくてかっこいい方でした。


2日目、スタンダップコメディ協会会長である清水宏さん。普段の舞台よりはさすがにひかえめながらも、絶妙なトークでご自身の歴史をお話いただきました。やはり、劇団かピン芸人かと葛藤した時期もあったと。驚いたことに、海外に本格的に進出したのが2011年の震災後、、というと40代半ば。「ヤル気マンマン男」と称するご自身を鼓舞しながら、より高い場所でチャレンジしていく姿はひとこと「すごい!」です。演劇歴も長く、現在でもスタンダップの日本での普及活動をやりながら演劇の舞台にも出演されています。
スタンダップもなんと関内付近で月に一度やられているので誰でも投げ銭制の舞台を楽しむことができます!

3日目は、昨年に続きまして、照明界いや、演劇界のレジェンド、吉井澄雄さんです。昨年『照明家(あかりや)人生 劇団四季から世界へ』という本が出版されましたが、吉井先生の照明家の経歴と共に、日生劇場、新国立劇場などの大劇場の成り立ちを垣間見ることができて、いち照明家の仕事を何倍も超えて日本の演劇界の歴史を更新されてきているのがわかります。浅利慶太、蜷川幸雄と現代日本の大舞台のあり方を提示してきた演出家たちとタッグを組み、もう今見ている舞台は吉井先生を通らないものは何一つないのではないかと。
ひとつひとつ、話のスケールが大きい!
そんな吉井先生も若い時代は「食えなかったんだよ」と身を挺して演劇活動に邁進されてたとのことでした。


この授業は演劇に携わっている学生もそうでない学生もおりましたが、総じて「生き方」を学ぶことができた貴重な授業になったのではないでしょうか。
悩み多き若者よ!前に進むべし!