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ソウル滞在・前半

24日からクシシュトフ・ヴォディチコ氏関連ワークショップの一環でソウルに滞在しています。

初日は成田ー仁川で予定通り無事韓国に到着。生憎の雨模様でしたが、ソウルに到着したころにはすっかりやんで、そのまま国立現代美術館ソウル館にてクシシュトフ・ヴォディチコ展を全員で鑑賞。

美術館はかつての朝鮮王朝の王宮で、観光名所である景福宮のすぐ脇にあります。門前の大通りには巨大な世宗大王の像が。

これは今日の写真ですが、美術館の外観。他の企画展も同時開催しており、とても短時間では見切れない、大変大きな美術館です。

ヴォディチコ展のエントランス

ホームレス問題を基に考案されたシェルター「ホームレス・ヴィークル」をはじめ、これまでの作品が一堂に会しており、見応えあります。両脇にはプロジェクション作品のために多数映像ブースがあり、じっくり作品に向き合いながら見ることができます。

韓国での新作「My Wish」

部屋全体が暗いので、写真では少しわかりにくいですが、大きな白凡金九像のレプリカにあわせて、現代の韓国の人々が、個人個人に抱える問題を吐露している姿をプロジェクションしている作品です。セウォル号犠牲者の家族、解雇された労働者をはじめ13人の「願い」の言葉に時間を忘れて耳を傾けました。

夜は仁寺洞の韓国料理屋で、二日後に控えた交流ワークショップのため遅くまで白熱した議論をし、それぞれに解散。

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翌日の今日は、朝からグループ別に行動。ミーティングや再び美術館でじっくり作品再鑑賞など。

(わたくしは、会計の諸事情で、レートのいい両替所をもとめていそいそ南大門市場へ。迷子になりかけながら無事目的達成! 両替額が高額だと全然差額が変ってきます。よかったよかった。wifiなしでも開くアプリmaps.me、便利です☆)

午後は新作の土台となった金九氏の記念館に。ソウル駅のわりと近くの公園の中にあります。

これまた、想像以上に大きい!

(ポーランド美術ご専門の加須屋明子先生、室井先生、ラボでもおなじみ美学者・吉岡洋先生)

この像が実物。写真より大きく感じます。

19〜20世紀前半に祖国統一を目指して活動した白凡金九の生涯が丁寧に展示されています。とっても勉強になります。

上の美術展に関係なく思わず全員じっくり見ていたため、室井先生ご立腹、というオチつき。。

その後、また美術館に戻り、キュレーターのイ・スジョンさん、韓国側の参加者の方とミーティング。日本でも活動された方もおられ、話がはずみます。また詳しくは明日のワークショップとあわせて。

美術館の周りにはギャラリーがたくさんあります。本当に集中しています。

ここは加須屋さんによると、ソウルの現代美術を代表するような場所、Art Sonje Center。

夜は仁寺洞で、現地の方おススメのお店「茶イヤギ」にて、美味しいサムギョプサルと竹筒で炊かれたご飯がうり。右側の女性がキュレーターのイさん。

明日に向けて、少人数での決起会。

交流ワークショップがどうなるか、続きは写真とともに乞うご期待。

参加者グループの討論の夜はまだまだ続く。。

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↓観光的な1枚。

ホテル近くにある、韓国仏教の総本山のお寺がライトアップされています。

その横では音楽ライブが繰り広げられてました。

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