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京都精華大学共同集中講義!

今年も京都精華大学の集中講義が始まりました! 京都精華大学と横浜国大の学生さんが、多様なジャンルの先生方から5日間にわたって講義を受けます。

初回である本日のゲストは「くるり」の岸田繁さん!! 岸田さんは現在、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の客員教員もしておられます。

京都出身である岸田さんは今回の講義の中で、「京都というまち」「多様性」そしてご自身の活動である「音楽」について、様々な視点からお話いただきました。 岸田さんの話す「京都」は、別の場所で過ごす私たちから見た姿とは全く違うもので、非常に興味深いものでした。

まずは、京都のまちの成り立ちや景観の作り方から。 「まちの真ん中にいても山が見える」「特殊な景観の作り方・価値観」など、岸田さんの目を通して見た京都のまちの姿や 「150万人規模の大都市」「高層建築物は建てることができない」「パン屋やコーヒー屋の数」、、、など 実際の数字から見える京都のまちの空間の作り方やコミュニティ、そしてそれらの感じ方の差・・・ 岸田さんにとって京都は「五感が冴える」まちなのだそうです。 岸田さんの日常の描写の仕方も非常に美しいものがありました。

そして京都というまちと音楽の話に入ります。 奈良時代の和歌の「感情の高ぶりを声にする」という歌の原点に遡り、 万葉集では私的・詩的な表現へと幅が広がり、それらが京都で発展してきた、という話や、 フォークロックやブルースバンドの曲を用い、 「様々な境界を超え共生するという感覚が、多様性のある音楽を生み出す」というお話しをしていただきました。 そして京都のライブハウスシーンにおいても、 ジャンルの多様性・共生がいたるところで見られ、独特の「京都らしさ」が生まれたのかもしれない、とのこと。 岸田さんは一つの視点からだけでなく、様々な語り口で「音楽」や「自身の育ったまち」について語られていて、 たくさんの質問が起こり、大変盛り上がりました。。 岸田さん、貴重なお話、ありがとうございました!!!

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・・・そして、

毎年恒例の、博物館好き佐藤守弘先生から、

オススメの横浜近辺の博物館を紹介していただきました!

横浜税関資料館・シルクミュージアム・郵船歴史博物館・黄金町バザール・海外移住資料館・原鉄道模型博物館・新聞博物館

↑こちらに佐藤先生のオススメ博物館リストをあげてくれたので講座をとっていない方も是非チェックしてみてください!!

そして何と言っても「横浜トリエンナーレ」が現在開催中なので

是非、精華大の皆さんにも回って欲しいですね。

2日目は美術作家・中村裕太先生です。どうぞお楽しみに!!!

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