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11月19日 芝居の大学 佐藤信さん

  • 執筆者の写真: y-labo
    y-labo
  • 2017年11月20日
  • 読了時間: 2分

『熱血映画塾』の上映会でいつもお借りしている映画館ジャック&ベティがある若葉町。古くは、林海象さんの濱マイクシリーズの舞台にもなった横浜日劇ほど近く。と言っても、20世紀末生まれの今の学生たちにどこまで通じるかどうか…。

横浜があぶない刑事のロケ地だったとか、知らないよなあ。その割に南沙織の曲とか知ってたり、学生とおしゃべりすると一般教養の範囲がよくわからなくなります。

もとい。

そんな、なかなかヤクザな街(今はそうでもないかな)、若葉町に今年6月に新規オープンしました劇場、【若葉町ウォーフ】にて4回目の芝居の大学が開催されました。

ゲストは劇場主の佐藤信(さとうまこと)さん。劇団自由劇場、演劇センター68の創立メンバー、劇団黒テント設立、座・高円寺芸術監督…書き出せばきりがありませんが、

「誰だ こいつ?」という「自己」紹介からはじまりました。

パスポートを見せ、マイナンバーカードを見せ、名刺とだんだんとつまびらかになる佐藤さんの社会的外側の情報。自分とは一体何者か。

おっと最初から普段の講座とは一味違うようだ。

そして佐藤さんのアイコン。何かに似ているような。。。ヒゲが。。

じゃ「まずは君らは何者であるか、一人ずつ自己紹介を」と突然の自分プレゼン。みんななかなか面白おかしく自己紹介をしていました。なんだか演劇性が出てきました。

それから佐藤さんの壮大な自己紹介の始まり始まり・・・

アングラとして注目された佐藤さん。60年代当時のお話、この劇場について、そして演劇作りにおいてご自身が「確信犯」的に狙っていることなど、今なお演劇界において第一線で走り続けている佐藤さんが惜しみなくお話をしてくださいました。

貴重映像も見せていただきました。

貴重な映像資料を見せて頂きました。

その頃は『演劇センター68/70』という劇団名だったのでトラックの顔部分に名前がペイントされています。

写真の乗用車の大きさから見ても巨大なテントであったことがわかります。

300人のところにマックス1000人入ったとか。。。その後演劇的反省のため公演を自粛したほど!

若者たちが日本全国を演劇をしながら旅してまわっていたんですね。スマホやグーグルで行ったことのない土地の画像が見れてしまう今の世界からは、当時の旅という感覚は観客も含めて、まさに「冒険」に近かったのかもしれません。

みっちり4時間お話をうかがい、またひとつ演劇の顔に触れたような気がする芝居の大学でした。佐藤さん、ありがとうございました!

 
 
 
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